モデルベース開発

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【FileSystem】車載外部ストレージ その64【SD応答向上仕様⑬】

セルフメンテナンスは2種類。 ホスト主導で明示的実行。 カード主導で暗黙的実行。 セルフメンテナンスを有効化するにはPerformance Enhancement Registerを制御する必要がある。 CMD48(READ_EXTR_SINGLE)、CMD49(WRITE_EXTR_SINGLE)を使用する。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その63【SD応答向上仕様⑫】

SDカードのPERFORMANCE_ENHANCEの説明。 PERFORMANCE_ENHANCEの内訳。 Command Queue。 キャッシュ。 ホスト主導メンテナンス起動。 カード主導メンテナンス起動。 メンテナンスはSDカード内のデフラグ。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その62【SD応答向上仕様⑪】

SDカードのAPP_PERF_CLASSの詳細の話。 A1,A2共通要件として「連続した1GBの範囲を4MBチャンク」の話がある。 IOPSは1秒当たりのアクセス回数。 SDカードの場合1アクセス4kbyte想定。 A2はA1の4倍の性能。 コマンド・キューとキャッシュを無効条件でA1サポート義務あり。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その61【SD応答向上仕様⑩】

APP_PERF_CLASSについて説明。 Application Performance ClassはA1、A2がある。 スマホからの高速アクセスを想定してコマンドキュー、キャッシュを駆使している。 上位クラスは下位クラスの仕様を内包する。 3hの場合、A2、A1を内包したA3ということになる。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その60【SD応答向上仕様⑨】

VIDEO_SPEED_CLASSのVSC_AU_SIZE。NAND-FlashRomの性質上、書き込み単位は大きい方がスループット上有利。よって書き込み性能が高いSDカードほどVSC_AU_SIZEが大き目な傾向。AUサイズは8~512MB。一回の転送はAUサイズでは無く、SUサイズ単位。SUサイズは大体8MB近辺。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その59【SD応答向上仕様⑧】

VIDEO_SPEED_CLASSについて説明。 スピードクラス各種。 スピードクラス。 UHSスピードクラス。 ビデオスピードクラス。 SD_STATUSのVIDEO_SPEED_CLASSのパラメータを参照することでビデオスピードクラスが分かる。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その58【SD応答向上仕様⑦】

SDカードのPERFORMANCE_MOVEの話。 PERFORMANCE_MOVEの明細説明。 コピー速度を明記しない場合もある。 Infinity。 シーケンシャルアクセスを前提とした場合、高速書き込みを保証している場合もある。 Sequential Write。Video Speed Classで使用される。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その57【SD応答向上仕様⑥】

NAND-FlashRomの省メモリ制御についての続きを説明。 NAND-FlashRomは確率的にどこかのBlockが不良Blockになってる。 初期不良Block。 後発不良Block。 よって、リニアアドレス的なアクセスに向いていない。 物理Block、論理Blockに分けて変換テーブルを挟んで管理することが多い。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その56【SD応答向上仕様⑤】

SDカードのPERFORMANCE_MOVEの話。NAND-FlashRomの共通の性質を説明。page(読み書き)、block(消去)の概念が共通。 NAND-FlashRomの省メモリ書き込み手法説明。書き戻さずに、page単位でコピー。 コピーの最中に書き換えたいpageだけ更新。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その55【SD応答向上仕様④】

SDカードのSD_STATUS詳細。 今回はPERFORMANCE_MOVEについて。 SDカード内のNAND-FlashRomは消去単位大きすぎて、普通に使おうとするとRAM不足問題になる。 SDカード内部に大容量のRAMを持つとコストが上がる。 よって、RAM使用量削減の手法を用いる必要がある。