MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 その41【波形表示方法③】

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 その41【波形表示方法③】 数値計算
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 その41【波形表示方法③】

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はじめに

前回はpythonによる波形表示。
基本的にはmatplotlibを使用する。
matplotlibはMATLAB仕様に合わせこんでくれているのでかなり助かっている。

今回は、これのScilabの話。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

Scilabの場合

太郎くん
太郎くん

次はScilabになるのかな?

フクさん
フクさん

Scilabは・・・ぶっちゃけMATLABと一緒だな。

太郎くん
太郎くん

あ、そこら辺も合わせこんでくれてる感じなのか。

フクさん
フクさん

まぁ同じようにざっと確認してみよう。

波形表示

フクさん
フクさん

波形表示は以下。
ちなみにpiが%piになってる点に注意だ。

-->x=linspace(0,2*%pi,200);

-->plot(x,sin(x),'--r');

-->plot(x,cos(x),'-.b');
太郎くん
太郎くん

確かにMATLABと一緒だ。

波形表示(複数グラフ)

フクさん
フクさん

複数グラフもMATLABと一緒だな。
subplotを使用する。

-->x=linspace(0,2*%pi,200);

-->subplot(2,3,1)

-->plot(x,sin(x),'--r');

-->subplot(2,3,2)

-->plot(x,cos(x),'-.b');

-->subplot(2,3,3)

-->plot(x,sin(x),'--r');

-->subplot(2,3,4)

-->plot(x,cos(x),'-.b');

-->subplot(2,3,5)

-->plot(x,sin(x),'--r');

-->subplot(2,3,6)

-->plot(x,cos(x),'-.b');
scilab複数グラフ、subplot、plot
太郎くん
太郎くん

ここまで一緒とは・・・。

ラインスタイル

フクさん
フクさん

ラインスタイルも一緒だな。

指定子線種
‘-‘ 実線 (既定の設定)
‘–‘破線
‘:’点線
‘-.’一点鎖線

色指定

太郎くん
太郎くん

色指定も一緒っぽい

指定子
シアン
マゼンタ
黄色

マーカ指定

フクさん
フクさん

マーカ指定も一緒だ。

指定子マーカタイプ
プラス記号
アスタリスク
十字
‘square’ or ‘s’ 四角
‘diamond’ or ‘d’ ひし形
上向きの三角形
下向きの三角形
右向きの三角形
左向きの三角形
‘pentagram’ 星型五角形 (ペンタグラム)
‘none’ マーカなし (デフォルト)
太郎くん
太郎くん

ホント一緒過ぎて、確認する意味あったのかってレベルだなぁ。

フクさん
フクさん

まぁ一緒である事実を知っておくのも重要ってことだ。
といっても特殊はグラフ表示も多いから突き詰めると結構乖離するが、
このシリーズでは乖離しないようにやって行く予定だ。

まとめ

フクさん
フクさん
  • Scilabの波形表示はMATLABと同一。
  • 特殊なグラフ表示は乖離する可能性が高いが、そこまで複雑使い方はしない予定。

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