MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その48【インデックスサーチ④】

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その48【インデックスサーチ④】 数値計算
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その48【インデックスサーチ④】

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はじめに

非極大値抑制をプログラムを作成しているときに出てきた、
線形インデックスサーチと論理インデックスサーチについて説明。
今回は、各ツール、各言語で論理インデックスサーチを確認。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

各ツールで論理インデックスサーチ

太郎くん
太郎くん

前回が各ツールで線形インデックスサーチをやったから、
今回は論理インデックスサーチだねー。

フクさん
フクさん

これも一気にやってしまおう。

MATLAB

X =

    0.1000    0.2000    0.3000    0.4000    0.5000

>> 0.4<=X

ans =

     0     0     0     1     1

>> X(0.4<=X)

ans =

    0.4000    0.5000

>> X(0.4<=X)=0

X =

    0.1000    0.2000    0.3000         0         0

Python(NumPy)

>>> X=np.array([0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5])
>>> X
array([0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5])
>>> 0.4<=X
array([False, False, False,  True,  True])
>>> X[0.4<=X]
array([0.4, 0.5])
>>> X[0.4<=X]=0
>>> X
array([0.1, 0.2, 0.3, 0. , 0. ])

Scilab

--> X=[0.1 0.2 0.3 0.4 0.5]
 X  = 

   0.1   0.2   0.3   0.4   0.5

--> 0.4<=X
 ans  =

  F F F T T

--> X(0.4<=X)
 ans  =

   0.4   0.5

--> X(0.4<=X)=0
 X  = 

   0.1   0.2   0.3   0.   0.

Julia

julia> X=[0.1 0.2 0.3 0.4 0.5]
1×5 Matrix{Float64}:
 0.1  0.2  0.3  0.4  0.5

julia> 0.4.<=X
1×5 BitMatrix:
 0  0  0  1  1

julia> X[0.4.<=X]
2-element Vector{Float64}:
 0.4
 0.5

julia> X[0.4.<=X].=0
2-element view(::Vector{Float64}, [4, 5]) with eltype Float64:
 0.0
 0.0

考察

太郎くん
太郎くん

これも似たり寄ったりって感じだねー。
Juliaの”.”演算子によるブロードキャスト指示がちょいちょい入るけど。

フクさん
フクさん

まぁベクトル、行列を扱う際は似たようなことするからね。
どの環境でも、それを意識した実装になっているのだろう。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • 各ツール、各言語で論理インデックスサーチを実施。
  • 基本的には似たり寄ったりの記述方法。

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