【入門】キャンバス拡張(MATLAB)【数値計算】

【入門】キャンバス拡張(MATLAB)【数値計算】 数値計算
【入門】キャンバス拡張(MATLAB)【数値計算】

MATLAB、Python、Scilab、Julia比較ページはこちら
https://www.simulationroom999.com/blog/comparison-of-matlab-python-scilab/

はじめに

の、

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その61【アフィン変換⑤】

を書き直したもの。

タイトルはアフィン変換になっているが、
実際にはキャンバス拡張の話。
今回はMATLABで実施する。

キャンバス拡張【再掲】

今回は、MATLABで画像のキャンパス拡張を実施する。
まずはキャンパス拡張のイメージを再掲しておこう。

キャンパス拡張、画像の縦横を取得して大き目の画像を生成、元画像を中央にコピー

MATLABコード

MATLABコードは以下になる。

canvas_expansion.m

function img = canvas_expansion(img, x, y)
    [H, W] = size(img);
    WID = W+x;
    HID = H+y;
    e_img = zeros(HID, WID);
    e_img(int32((HID-H)/2)+1:int32((HID+H)/2), int32((WID-W)/2)+1:int32((WID+W)/2)) = img;    
    img = e_img;
end

canvas_expansion_test.m

function canvas_expansion_test()
    img = imread('dog.jpg');
    r = img(:,:,1);
    g = img(:,:,2);
    b = img(:,:,3);
    
    % SDTVグレースケール
    img = uint8(fix(0.2990 * r + 0.5870 * g + 0.1140 * b ));
    
    img = canvas_expansion(img, 300, 300);
    
    % グレースケール画像の書き込み
    imwrite(uint8(img), 'dog_canvas_expansion.jpg');
end

処理結果

処理結果は以下。

キャンパス拡張(MATLAB)

考察

これは見たまんま。
元画像のサイズを元に、300ピクセル分大き目の黒空間を作って
そこ真ん中に元画像を配置してるだけになる。
これができれば、アフィン変換で拡大したり、回転させても画像がはみ出にくくなる。

まとめ

  • キャンパス拡張をMATLABで実施。
  • 元画像のサイズを元に指定ピクセル分大き目の黒空間を作成。
  • その黒空間の真ん中に元画像をコピー。

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