車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その35【SD初期化⑱】

CID(Card IDentification)の内訳説明。 ManufacturerIDは8bitの数値。(情報未開示) OEM/ApplicationIDは2文字のASCIIコード。(情報未開示) ManufacturerIDとOEM/ApplicationIDの取得はSD-3C,LLCにライセンスを付与してもらう必要がある。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その34【SD初期化⑰】

「CMD2(ALL_SEND_CID)によるCIDの取得」の説明。 CIDはCard IDentificationの略。 CMD2(ALL_SEND_CID)のレスポンスはR2レスポンスフォーマット。 CIDは128bitの6種類の情報を持つ。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その33【SD初期化⑯】

ホストからのSDCLK送出から1ms以内にカードはCMDを1.8VでHighにする。 ホストはそれを検知。 さらにカードはDATのラインを1.8VでHighする。 これもホストが検知。 上記をもって、SDCLK、CMD、DATのラインが1.8V駆動で通信可能な状態が相互で確認できたことになる。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その32【SD初期化⑮】

カードがVOLTAGE SWITCHの開始受付としてCMDとDATラインをLowにする。 ホスト側はCMDとDATラインをLowをカード側がVOLTAGE SWITCHの開始を受領したと見なす。 ホスト側はSDCLKを5ms以上止める。(6ms待ちが安パイ)。 上記の5ms後にホストから1.8VのSDCLK送出開始。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その31【SD初期化⑭】

VOLTAGE_SWITCHはCMD11(VOLTAGE_SWITCH)の発行が起点となる。 CMD11にはパラメータはない。 SDカードはR1レスポンスを返した直後にCMDとDATのラインをLowにする。 ホスト側は入力モードになっているので出力が衝突することは無い。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その30【SD初期化⑬】

CMD11(VOLTAGE_SWITCH)によるVoltage Switchの説明。 ACMD41で1.8V切替サポートが確認できたSDカードは1.8V駆動に切替できる。 Voltage Switchの手順はまぁまぁ複雑。 タイミングチャートで確認。 大雑把に手順確認。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その29【SD初期化⑫】

ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のパラメータによる挙動に違いについて説明。 inquiry ACMD41。 OCR取得用ACMD41。 OCRパラメータを0にすることでこれになる。 first ACMD41。 初期化用ACMD41。 OCRパラメータを非0にすることでこれになる。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その28【SD初期化⑪】

ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のリクエストとレスポンスのパラメータについての続きを説明。 S18RとS18AはSwitching to 1.8V Request/Accpeptedで駆動電圧を変更するのに使う。 UHS-IIの場合は変更不可。 OCRはSPIモードの時と同じ。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その27【SD初期化⑩】

ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のリクエスト電文、レスポンス電文に出てくるパラメータ説明。 HCSとCSSはSPIモードでも出来てたパラメータ XPCはSDXC Power Control。 最大電流値を切り替えられる。 UHS-IIはその名のとおりUHS-II対応かの確認用。
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【FileSystem】車載外部ストレージ その26【SD初期化⑨】

ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のリクエストについて簡単にに説明。 処理の流れとしてはSPIモードのACMD41(SD_SEND_OP_COND)に似ている。 ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のリクエスト、レスポンスのパラメータを確認。 新出パラメータ多数。