【Viewer】最小構成のMBD事例 第2章 その300【AsamMdf①】

【Viewer】最小構成のMBD事例 第2章 その300【AsamMdf①】 事例
【Viewer】最小構成のMBD事例 第2章 その300【AsamMdf①】

バックナンバーはこちら。
https://www.simulationroom999.com/blog/model-based-of-minimum-2-backnumber/

はじめに

前回まででMDF validatorによるMDF内部構造や物理変換式の埋まり具合を確認。
おおよそ狙い通りの構成になっていることはわかった。

とはいえ、本当に問題無いかはViewerで確認しないとわからないものも多い。
まずはAsamMdf付属のViewerで確認していく。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

AsamMdf付属Viewer

太郎くん
太郎くん

今回から実際にViewerで確認していくんだよね?

フクさん
フクさん

そうだね。
まずはAsamMdf付属Viewerからになる。

太郎くん
太郎くん

MDF仕様付属のサンプルMDFを確認するのに一回使ったね。

フクさん
フクさん

この時はとりあえず使えるかどうか程度だったが、
今回はもうちょい深めな使い方になるかもね。

MDFを開いてみる

フクさん
フクさん

何はともあれまずはMDFを開いてみよう。
AsamMdf付属ViewerのFile→OpenかMDFをドラッグ&ドロップするかで開ける。

AsamMdf付属Viewer MDF open、Channel group0、Channel group1
太郎くん
太郎くん

ちゃんとChannel group別に表示されてるね。

plotを見る

フクさん
フクさん

そして、実際のplotを見るには、
Channel単位かChannel Group単位で右側にドラッグ&ドロップすればOK。
今回はChannel Group0をドラッグ&ドロップしてみる。

AsamMdf付属Viewer plot
太郎くん
太郎くん

とりあえず、それっぽいのが表示されてる気はするね。

フクさん
フクさん

これを一個ずつ確認していく。

Linear

太郎くん
太郎くん

まずは基本のLinearかな。

フクさん
フクさん

\(2x+0.5\)の物理変換式が埋まってるt10ms_Linearが該当するね。
生値と変換後の値を同時に表示した上、
ある程度拡大して、offsetgainが分かるように表示してみよう。

AsamMdf付属Viewer plot t10ms_Linear、生値、物理変換値
太郎くん
太郎くん

ちゃんと\(2x+0.5\)になってそう。

太郎くん
太郎くん

ところで、生値と変換値が同時に表示できるんだ。

フクさん
フクさん

そういう機能があるというより、
同一Channelを複数表示可能で、
今回の場合だと、t10ms_Linearを2重で表示登録した上、
片方を生値指定で表示しただけだな。

太郎くん
太郎くん

ちょっと、何言ってるかわからん・・・。

フクさん
フクさん

まぁ細かい使い方の話になるから、次回はそこの使い方について触れるか。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • AsamMdf付属Viewerで作成したMDFを確認していく。
    • まずはMDFを開くところ。
      • それっぽく表示されるのは確認。
  • Linear変換を細かく確認。
    • 指定通りの線形変換がされている。
  • 同一のChannelを複数表示する方法に加えて片方だけ生値表示する方法がある。
    • 次回説明予定。

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