【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その34【ネットワークRAPID⑦】

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その34【ネットワークRAPID⑦】 事例

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はじめに

いろいろ準備は整ったので今回は動かす!

CAPLのブレークポイント、ステップ実行の話。
送信周期はプロットで見ることができるし、
CAN回線モニタで確認することもできる。

などなどについて。

登場人物

博識フクロウのフクさん

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

CAPLのデバッグ

太郎くん
太郎くん

とりあえず準備は整って、あとは動かすだけ?

フクさん
フクさん

うん。
まぁシステム変数の更新の正しさは確認済みなんで、
あとはCAPLが正常に動いていれば問題無しなんだけどね。

太郎くん
太郎くん

CAPLもプログラミング言語なんだよね?
ブレークポイントはったり、ステップ実行したりはできないの?

フクさん
フクさん

一応できるよ。

太郎くん
太郎くん

一応?なんか制限があるの?

フクさん
フクさん

うん。
シミュレーションバスの時しか使えない
実バスにするとブレークポイントは強制的に無効化される。

太郎くん
太郎くん

と、言うことは、実バスで試す前にシミュレーション状態で可能な限りデバッグは終わらせておいた方が良さそうだね。

フクさん
フクさん

ブレークポイントの貼り方はCAPLブラウザ上でソースコードの左側をクリックすればOK。

CAPLブラウザ、ブレークポイント
太郎くん
太郎くん

あー良くあるパターンだ。
これだったら直感的に使えそう。

動作させる

太郎くん
太郎くん

じゃー動作させてしてみる。

CANoeシミュレーション結果
太郎くん
太郎くん

うん。動きは正常そうだ。
周期はどうみたらよいかな?

フクさん
フクさん

波形を拡大すると送信したタイミングでプロットされているから、
それで確認するか、

CAN回線モニタで周期を見るか、

だね。

太郎くん
太郎くん

プロットの方で見てみよう。

CANoeシミュレーション結果詳細
太郎くん
太郎くん

周期も大丈夫そう。

フクさん
フクさん

あとは、いろいろデータ取りして、
テストベンチで使用する上で問題無いか確認してもらった方が良いね。

太郎くん
太郎くん

確かに、いきなり繋いでみるってもの怖いもんね。

フクさん
フクさん

じゃ、あとはうまくやりな。

太郎くん
太郎くん

うん。いろいろありがとう。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • CAPLもブレークポイント、ステップ実行などのデバッグ機能は保有している。
    • ただし、シミュレーションバスの時だけ可能。
  • 送信周期はプロットで見るか、CAN回線モニタで確認できる。

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