非正規転生~転生したけど最弱スキルすらもらってない~ 第5話 データはだいたい汚い

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創作実験TOP転生したのに、ステータス画面が表示されないんだが。作品紹介ステータス画面は表示されなかった。スキルも、鑑定も、翻訳も、女神のチュートリアルもない。現代日本でデータサイエンティスト兼プロジェクトマネージャとして働いていた山科理人…
非正規転生~転生したけど最弱スキルすらもらってない~ 第5話 データはだいたい汚い 人物相関図

※人物画像・相関図の転載、再配布、改変利用はご遠慮ください。

(一)朝はもう過ぎていた

翌朝、理人はさっそく失敗した。
南棚の飼料袋を数えるはずだった。
朝に見る。夕方に見る。違いを見る。
昨日、リナと木片を使って決めたばかりの、小さな約束だった。
だが、理人が南棚に着いた時には、すでに袋が二つ運び出されていた。
荷運びの男たちが、当然の顔で荷車へ積んでいる。
倉庫番も何も言わない。
リナも、最初はそれを問題だと思っていなかった。
作業が始まった。
ただ、それだけだった。
理人だけが、木片を持ったまま固まっていた。

「開始時点が揃わない」

日本語だった。
リナが首を傾げる。
理人は南棚を指した。
次に、太陽の印が描かれた木片を指す。
朝。
それから、すでに荷車に積まれた二つの袋を指す。
減っている。
リナは少し考え、ようやく気づいたように口を開けた。

「……ネア?」

違う?
理人はうなずいた。

「ネア。もう違う」

朝に数えるはずの朝が、もう過ぎていた。
記録を始める前に、記録したかった状態が変わっている。
それは、思っていたよりもずっと厄介だった。

(二)作業の前と後

理人は、太陽の絵を描き直した。
朝。
ただし、ただの朝ではない。
作業の前。荷車へ積む前。袋が動く前。
理人は、棚を指し、荷車を指し、それから首を横に振る。
動かす前。
リナは、少しずつ意味を拾っていく。
理人は次に、沈む太陽の印を描いた。
夕。作業の後。積み替えの後。戻した後。
リナは、木片の二つの太陽を見比べた。
朝と夕。
だが、本当に大事なのは太陽の高さではない。
袋が動く前か。動いた後か。
理人はそう考えた。
時計はない。
正確な時刻も分からない。
なら、時間ではなく、作業の前後でそろえるしかない。
記録には、まず見る場所を決める必要がある。
そして、見るタイミングも決めなければならない。
同じ棚を見ても、作業前と作業後では別のものになる。
理人は木片に、棚の絵と荷車の絵を描いた。
棚。荷車。
その間に線を引き、線の前に太陽の印を置く。
作業前。
線の後に沈む太陽の印を置く。
作業後。
リナは、しばらく見ていた。
それから、棚を指した。
次に荷車を指した。
最後に、太陽の印を指す。
理人はうなずいた。

「そう。動く前」

言葉は通じきっていない。
だが、昨日よりは近い。
記録は、数える前からもう難しかった。

(三)一袋とは何か

次に問題になったのは、一袋だった。
南棚には、大きな袋がある。
北棚には、少し小さな袋がある。
壁際には、口を縛り直した使いかけの袋もある。
リナは、それらを似た言葉で呼んだ。
理人には、全部「袋」に聞こえる。
だが、同じ一ではない。
大袋。小袋。半分だけ残った袋。
どれも一つ。
数だけ見れば、同じ一。
だが、中身の量は違う。
理人は、大袋の横に大きい石を置いた。
小袋の横に小さい石を置いた。
使いかけの袋の横に、割れた石を置いた。
リナは、しばらくそれを見ていた。
それから、少し困った顔をした。
面倒だ。
たぶん、そう思ったのだろう。
理人も同じ気持ちだった。
面倒だ。
だが、ここを混ぜると、あとで何も分からなくなる。

「一、同じ。違う」

片言だった。
リナは、大袋と小袋を見比べた。
それから、使いかけの袋を見た。
小さくうなずく。
一つ。
でも、同じ一つではない。
理人は、大きい石、小さい石、割れた石を順に指した。

「サル」

袋。
それから、首を横に振る。

「ソル、ない」

同じではない。
リナはゆっくり繰り返した。

「ソル……ない」

理人はうなずいた。
単位が揃っていなければ、数はきれいに見えても中身が汚れる。
一袋という言葉は、思っていたよりも信用できなかった。

(四)数と状態

北棚の奥に、色の濃い袋があった。
湿っているようにも見える。
ただ古いだけにも見える。
リナは、その袋を見て、少し鼻を寄せた。
理人も近づく。
匂いが違う。
しかし、腐っていると断定できるほどではない。
数としては一つ。
だが、使える一つなのかは分からない。
理人は、袋の絵の横に、別の印を作った。
水のような線。
湿り。
リナは、その印を見た。
数の横に、状態を書く。
袋は一つ。
ただし、湿りかもしれない。
理人は、そう示したかった。
リナは、煤の棒を持って迷った。
はっきり湿っていると言っていいのか。
分からない。
理人は、その迷いを見た。
そこで、まだ名前のない小さな欄を空けた。
分からないものを入れる場所が必要だった。
袋はある。数としては一つ。でも、状態は不明。
この三つを混ぜると、あとで必ず崩れる。
理人は木片を指した。
袋の印。石。湿りの印。そして、空いた欄。

「数。状態。分からない」

ほとんど日本語だった。
リナには通じない。
それでも、リナは木片を見続けていた。
分けようとしていることだけは、伝わっている。
理人はそう判断した。
きれいな記録を作るのは無理だ。
なら、せめて汚れ方を分ける。
それが最初の仕事だった。

(五)薬草包みの罠

薬草箱の前で、理人はさらに困った。
包みは、どれも小さい。
布で巻かれている。
紐で結ばれている。
数えれば、一、二、三。
だが、リナはそれぞれに違う名を言った。
理人には聞き分けきれない。
魔物除けに使うもの。傷に使うもの。匂いの強いもの。古いもの。
たぶん、そういう違いがある。
同じ包みではない。
理人は、薬草包みの絵を一つ描いた。
その横に、違う印を三つ置く。
種類。
リナは困った顔をした。
分け方が多い。
それは理人にも分かった。
だが、ただ「薬草包み、一」と書いただけでは、何が一つ減ったのか分からない。
理人は小さく息を吐いた。

「データは、だいたい汚い」

通じない。
リナは首を傾げた。
理人は薬草包みを指し、印を指し、自分の頭を押さえた。
リナは少しだけ笑った。
困っていることだけは、伝わったらしい。
理人は、薬草包みを一つ手に取ろうとして、すぐに止めた。
勝手に触らない。
薬草は、飼料袋よりも扱いが難しい可能性がある。
理人はリナを見る。
リナは小さくうなずき、包みの一つを持ち上げた。
匂いを嗅ぐ。
別の包みを嗅ぐ。
首を横に振る。
同じではない。
理人は木片に、包みの横へ三種類の印を描いた。
正確ではない。
だが、一種類としてまとめるよりはましだった。

(六)聞いたことと見たこと

昼前、荷運びの男たちが何かを言い合っていた。
理人には全部は分からない。
だが、同じ袋を指していることは分かった。
一人は、もう戻したというような仕草をする。
もう一人は、首を横に振る。
まだ。
そんな顔だった。
倉庫番が苛立った声を出す。
話はそこで流れた。
結局、その袋が戻されたのかどうかは分からない。
理人は木片を見た。
記録には、まだ何も残っていない。
口で言ったことは、すぐに変わる。
誰かが嘘をついているとは限らない。
忙しければ忘れる。
聞き間違える。
別の袋のことを話している場合もある。
それでも、結果としては同じだ。
あとで見た時、分からなくなる。
理人は、木片の端に小さな印を作った。
耳。聞いた。
ただし、見てはいない。
リナは、その印を見て、少し不思議そうな顔をした。
理人は自分の耳を指した。
聞いた。
次に、目を指して、首を横に振る。
見ていない。
リナは、ゆっくりうなずいた。
見たことと、聞いたことは違う。
それも、記録に必要だった。
理人は目の印も描いた。
見た。耳の印。聞いた。目と耳。
それだけでも、記録の意味は変わる。
理人は思った。
前世でも、ここがよく混ざっていた。
現物を見たのか。誰かから聞いたのか。帳簿に書いてあったのか。システムがそう表示していただけなのか。
全部「確認済み」になってしまうと、あとで何も分からなくなる。

(七)汚いまま残す

理人は、木片に増えていく印を見て、前世を思い出した。
倉庫別在庫表。棚卸し補正。欠品回数。緊急輸送。作業者別入力遅延。
数字は並んでいた。
だが、その数字が同じ条件で集められたとは限らなかった。
朝に入力した人。作業後にまとめて入力した人。見込みで入れた人。あとで直すつもりで忘れた人。怒られないように丸めた人。
データは、集めれば綺麗になるわけではない。
だいたい、最初から汚い。
だから、綺麗なふりをさせてはいけない。
理人は木片を見た。
粗い絵。石の印。湿り。聞いた。見た。分からない。
帳簿には程遠い。
前世なら、こんなものを正式なデータとは呼ばない。
だが、現場の最初の一歩としては、むしろこちらの方が正直だった。
汚れているものを、汚れたまま残す。
見たもの。聞いたもの。分からないもの。あとで確かめるもの。
それを全部、同じ顔で並べない。
理人は小さく息を吐いた。

「きれいにするのは、後でいい」

通じない。
リナは首を傾げる。
理人は木片を指した。
次に、倉庫を指した。
それから、両手を広げて、少し困った顔をしてみせた。
リナは何かを察したように、同じように困った顔をした。
それで十分だった。

(八)リナ、見た

リナは、数字よりも先に違和感を拾う。
それは、理人にも少しずつ分かってきた。
三番の荷役獣が、北棚の袋だけ嫌がる。
犬が、薬草箱の前で一度だけ吠えた。
荷運びの男が、湿った袋を持つ時だけ顔をしかめた。
夕方になると、南棚の奥だけ匂いが強くなる。
リナはそういうものを見る。
だが、それを記録だとは思っていない。
理人は、リナを呼んだ。
木片を見せる。
袋の絵。荷役獣の絵。鼻をそむけるしぐさ。
理人は三番目の荷役獣を指した。
次に、北棚の袋を指す。
そして、顔を背けるしぐさをする。
リナは目を丸くした。
そんなことも書くのか。
そういう顔だった。
理人はうなずいた。

「書く」

知っている現地語で、たぶんそれに近い言葉を言う。
リナは自分を指した。

「リナ?」

自分が見たことを、という意味だろう。
理人はうなずいた。

「リナ、見た。書く」

片言だった。
だが、リナには伝わった。
彼女はしばらく木片を見ていた。
それから、荷役獣を見た。
自分の見ていたものが、初めて何かの役に立つものとして扱われた。
そんな表情だった。
理人は、リナの印を作ることにした。
リナの耳。少し大きめの耳。
リナはそれを見て、目を丸くした。
それから、少し不満そうな顔をした。
理人は慌てて首を横に振る。
悪い意味ではない。
見ている。聞いている。気づく。
そういう印だ。
リナは、まだ少し納得していない顔だった。
それでも、木片から目を離さなかった。

(九)小さな表

理人は、木片を大きく使うことにした。
上に、太陽の印。
朝。
その横に、沈む太陽。
夕。
左には、場所の印。
南棚。北棚。薬草箱。
その隣に、対象の印。
袋。薬草包み。水桶。
さらに、数。
石を置く場所。
その横に、状態。
乾く。湿り。破れ。嫌がる。
そして、一番下に、見た人の印。
リナの耳。理人の眼鏡。
リナは、眼鏡の印を見て少し笑った。
理人は少しむっとした。
だが、分かりやすいならそれでいい。
文字ではない。
帳簿でもない。
ただ、同じものを、同じように見るための約束。
理人は木片をリナの方へ向けた。

「朝。見る」

太陽の印を指す。

「夕。見る」

沈む太陽の印を指す。

「違う。書く」

リナは真剣に見ていた。
完全には分かっていない。
それでも、昨日よりは分かっている。
理人は、そう感じた。
小さな表だった。
表と呼ぶには雑すぎる。
線は曲がっている。
印も一定ではない。
それでも、何をどこに書くかが少しだけ決まった。
いつ。どこ。何を。いくつ。状態。見た人。分からないもの。後で確認するもの。
この世界で、理人が最初に作った記録様式は、粗い木片一枚だった。

(十)空欄と不明

問題は、はっきりしないものだった。
湿っているように見える袋。
悪い匂いがする気がする薬草包み。
荷役獣が嫌がった理由。
犬が薬草箱の前で吠えた理由。
どれも、書きにくい。
リナは、そういうものの前で手を止める。
理人は、その理由が少し分かった。
間違っていたら怖い。
嘘を書いたと思われるかもしれない。
誰かに怒られるかもしれない。
だから、人は空欄にする。
理人は木片の端に三つの印を作った。
点。たぶん。
横線。不明。
丸で囲んだ小さな印。後で確認。
リナは、それを見て首を傾げた。
理人は、湿ったように見える袋を指した。
点の印を指す。

「たぶん」

次に、犬が吠えた薬草箱を指す。
横線を指す。

「不明」

それから、明日の太陽を指し、もう一度見るしぐさをした。
丸の印を指す。

「後で確認」

言葉は通じきらない。
だが、リナは分かろうとしていた。
理人は、空欄を指した。
次に、目を閉じる。
見ていない。
それから、横線を指した。
目を開ける。
首を傾げる。
見た。でも、分からない。
リナは、じっとその違いを見ていた。
空欄と、不明は違う。
そこまでは、伝わったようだった。
理人は少しだけ安心した。
見ていない空欄。見たけど分からない不明。
その二つが混ざると、記録は静かに壊れる。

(十一)初めての不明

夕方、犬が薬草箱の前で吠えた。
一度だけだった。
すぐに鳴きやむ。
倉庫番は気にしていない。
荷運びの男たちも、作業を続けている。
リナだけが、その犬を見ていた。
理人も見る。
薬草箱。犬。吠えた。
だが、理由は分からない。
薬草の匂いかもしれない。
誰かが箱を触ったのかもしれない。
ただ虫がいたのかもしれない。
犬の気まぐれかもしれない。
リナは煤の棒を持ったまま、迷った。
書くべきか。
書かないべきか。
理人は、木片を指した。
薬草箱の印。犬の印。吠える印。
それから、横線。
不明。
リナは理人を見る。
本当に書いていいのか。
そういう目だった。
理人はうなずいた。

「リナ、見た」

リナは、薬草箱を見る。
犬を見る。
それから、小さくうなずいた。
煤の棒が、木片に触れる。
線は少し震えていた。
薬草箱。犬。吠えた。理由、不明。後で確認。見た人、リナ。

書かれたものは、答えではなかった。
だが、消えなかった。
それだけで、大きかった。
リナは木片を見つめたまま、しばらく黙っていた。
自分の見たものが、そこに残っている。
それが嬉しいのか、怖いのか。
理人には分からなかった。
たぶん、両方だった。

(十二)小さすぎる火種

その日の終わり、木片にはいくつかの記録が残った。
夕。北棚。飼料袋。数、八。状態、たぶん湿り。三番の荷役獣、嫌がる。原因、不明。後で確認。見た人、リナ。

もう一つ。
夜前。薬草箱。包み、六。犬が吠えた。理由、不明。後で確認。見た人、リナ。

そして最後に、
南棚。古い袋。数、合わないかもしれない。たぶん。後で確認。見た人、理人とリナ。

理人は、その記録を見て少し悩んだ。
危うい。
これは、後で誰かに見られたら、曖昧だと言われる。
たぶん。不明。後で確認。
弱い言葉ばかりに見える。
だが、消すべきではない。
曖昧なものを、確定したように書く方が危ない。
分からないものを空欄にする方が、もっと危ない。
理人は木片を裏返そうとして、やめた。
隠すための記録なら、意味がない。
ただし、今はまだ倉庫番に見せる段階でもない。
理人は木片を倉庫の隅、リナと自分だけが分かる場所に置いた。
小さな記録。
小さすぎる火種。
だが、火種であることに、理人はまだ気づいていなかった。

(十三)近い昨日、遠い昨日

木片を片づけた後、リナは太陽の印を指して、いくつかの言葉を言った。
朝。夕。昨日。明日。
理人は、それを覚えようとした。
だが、途中で引っかかった。
リナは、同じ昨日のことを、違う言い方で言う。
朝に見た袋のこと。
昨日、倉庫番に怒られたこと。
前に荷役獣が嫌がったこと。
どれも過去のはずだ。
だが、リナの言い方は少し違う。
近いもの。遠いもの。まだ体に残っているもの。思い出したくないもの。
理人には、そんなふうに聞こえた。
もちろん、勘違いかもしれない。
理人の語彙が足りないだけかもしれない。
それでも、少しだけ気になった。
この世界の言葉は、時間だけを指しているわけではないのかもしれない。
理人は木片の端に、小さく印を増やした。
近い昨日。遠い昨日。
まだ意味は分からない。
だが、後で確認する価値はある。
リナがそれを見て、不思議そうに首を傾げた。
理人は苦笑した。

「これも、後で確認」

リナは少し考えてから、丸で囲んだ印を指した。
後で確認。
理人はうなずいた。
記録は、袋の数だけでは終わらなかった。
言葉そのものにも、差分があった。

(十四)空白よりはまし

その夜、理人は倉庫の隅で木片を見直した。
絵は下手だ。
印も揃っていない。
数も怪しい。
大袋と小袋はまだ混ざる。
薬草包みの種類も分けきれていない。
湿りかどうかも、はっきりしない。
犬が吠えた理由も分からない。
記録としては、汚い。
前世なら、こんなものを集計に使うなと言われるだろう。
理人自身も、そう言うかもしれない。
だが、無記録よりはいい。
何も残さなければ、朝と夕の違いは消える。
誰が見たのかも消える。
リナが気づいた違和感も消える。
犬が吠えたことも、荷役獣が嫌がったことも、なかったことになる。
汚い記録でも、残れば次に見られる。
次に見れば、比べられる。
比べれば、差分が出る。
理人は、木片を伏せた。

「データはだいたい汚い」

小さく言う。

「でも、空白よりはましだ」

リナには通じない。
だが、リナは木片を大事そうに見ていた。
その表情だけで、今は十分だった。

翌朝、その木片が誰の手に渡るかを、二人はまだ知らない。

(十五)ログ

ログ
観測粒度:上昇
整合率:低下
注記:
粗い記録は、無記録より高密度。


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