【プラント】最小構成のMBD事例 第2章 その7【OpenModelica①】

【プラント】最小構成のMBD事例 第2章 その7【OpenModelica①】 事例
【プラント】最小構成のMBD事例 第2章 その7【OpenModelica①】

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https://www.simulationroom999.com/blog/model-based-of-minimum-2-backnumber/

はじめに

恐らくこれから使っていく予定となるであろうOpenModelicaについての説明。
基本Wikipediaの参照だが、日本語ページは無いため一応翻訳。
複数のツールで構成されているため、それも列挙する。

OpenModelicaは研究/実験だと使われてることが多いが、開発フェーズになると相互運用性都合でプロプライエタリ品に移行することもあるとかないとか・・・。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

OpenModelicaとは

太郎くん
太郎くん

今回はOpenModelicaの説明だねー。

フクさん
フクさん

早速Wikipediaから引用・・・。
と言いたいところだったのだが、Wikipediaの日本語ページがなかったんで、英語ページから持ってきた。

OpenModelica is a free and open source environment based on the Modelica modeling language for modeling, simulating, optimizing and analyzing complex dynamic systems. This software is actively developed by Open Source Modelica Consortium, a non-profit, non-governmental organization. The Open Source Modelica Consortium is run as a project of RISE SICS East AB in collaboration with Linköping University. OpenModelica is used in academic and industrial environments. Industrial applications include the use of OpenModelica along with proprietary software in the fields of power plant optimization, automotive and water treatment.

by Wikipedia(https://en.wikipedia.org/wiki/OpenModelica)

↓日本語訳

OpenModelicaは、複雑な動的システムのモデリング、シミュレーション、最適化、分析を行うためのModelicaモデリング言語をベースとしたフリーでオープンソースの環境です。本ソフトウェアは、非営利・非政府組織であるオープンソース・モデリカ・コンソーシアムによって積極的に開発されています。Open Source Modelica Consortiumは、RISE SICS East ABのプロジェクトとして、Linköping Universityと共同で運営されています。 OpenModelica は学術的、産業的な環境で使用されています。産業界では、発電所の最適化、自動車、水処理などの分野で、独自のソフトウェアと一緒にOpenModelicaが使用されています。

Wikipediaより(https://en.wikipedia.org/wiki/OpenModelica)
太郎くん
太郎くん

うん。
フリーでオープンな環境って書いてるね。

太郎くん
太郎くん

使われてる領域としては自動車、水処理、発電所かー。
自動車業界でも結構使われているってことかな?

フクさん
フクさん

まぁ研究として使われることは多いかもね。
開発フェーズに入ると相互運用性の都合でプロプライエタリ品を使うことが多いのだろう。

太郎くん
太郎くん

プロプライエタリ品・・・ってなんだっけ???

フクさん
フクさん

オープンの対義語として使われることが多いんだけど、
要は内部仕様はオープンにしてない普通の製品。
ってことだ。

プロプライエタリソフトウェア(英:proprietary software)または私有ソフトウェアは、ソフトウェアの入手、使用、改変、複製などに関する権利を議論する文脈で用いられるソフトウェアの種類についての用語。プロプライエタリソフトウェアとは、ソフトウェアの配布者が、利用者の持つ権利を制限的にすることで自身や利用者の利益およびセキュリティを保持しようとするソフトウェアを指す。制限には法的手法や技術的手法など様々な方法がある。技術的制限手法としては、バイナリ実行コードのみを使用者に提供し、ソースコードは公開しないというソフトウェア流通の方法がある。法的制限手法としては、著作権や特許権、不正競争防止法、国家機密及びそれに基づくソフトウェアライセンス許諾といった方法がある。

Wikipediaより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2)
太郎くん
太郎くん

なるほど。

OpenModelicaの内包物

フクさん
フクさん

OpenModelicaは複数のツールで成り立ってる。
Wikipediaにも書いてあるんだけど、ツール群を列挙すると以下になる。

  • OpenModelica Compiler (OMC)
  • OpenModelica Connection Editor (OMEdit)
  • OpenModelica Shell (OMShell)
  • OpenModelica Notebook (OMNotebook)
  • OpenModelica Python Interface (OMPython)
  • OpenModelica Matlab Interface (OMMatlab)
  • Modelica Development Tooling (MDT)
太郎くん
太郎くん

結構いろいろあるな・・・。

フクさん
フクさん

まぁ全部のツールを使うわけじゃないけど、
次回さらっと説明だけしちゃおう。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • OpenModelicaの説明。
    • Wikiepdia英語ページから引用。
    • 自動車、水処理、発電所の領域で使われている。
    • 自動車業界でも開発フェーズだと相互運用性都合でプロプライエタリ品を使うことが多い。
  • 複数のツールで構成されている。
    • コンパイラ、エディタ、インターフェス、プラグインなど。

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