【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その43【Bypass⑨】

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その43【Bypass⑨】 事例

バックナンバーはこちら
https://www.simulationroom999.com/blog/model-based-of-minimum-backnumber/

はじめに

前回、
MCツールを使うには、プロトタイプECUのA2LかXCP仕様が必要であることが発覚。

CANapeでXCPonEthernetをする場合の話。
設定を進めて行くと、特殊な言い回しがいっぱい出てくるので、
何を指し示しているか察する必要がある。
A2Lを最大活用する場合はどんな感じか?

などなど。

登場人物

博識フクロウのフクさん

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

プロトタイプECUのXCP仕様

フクさん
フクさん

で、A2LかXCP仕様は入手できた?

太郎くん
太郎くん

やっぱりA2Lは無くて、

XCPの仕様書を送ってもらったよ。

フクさん
フクさん

じゃ、それに合わせてCANapeに設定していくしかないね。

デバイス設定

太郎くん
太郎くん

まずは、どうすれば良いのかな?

フクさん
フクさん

CANapeを起動したら、

メニューのデバイスで「新規デバイス」ってを選べると思う。

太郎くん
太郎くん

あ、なんか出て来たよ。

CANape、デバイス、新規デバイス
太郎くん
太郎くん

XCP以外にCCPとかDiagnosticとかもあるね?
あと、今回はXCPonEthernetだから、ETHってのを選ばないとだめなのかな?

フクさん
フクさん

Ehternetフレームを直接モニタしたい場合はETHを選ぶが、
今回のXCPonEthernetの場合はXCPを選べば良いよ。

太郎くん
太郎くん

次へって選んでいくとデータベースがどうのって出てくるけど・・・。
SQLとか知らないとダメな感じ?

フクさん
フクさん

ここ言うデータベースはA2Lのことだね。
今回はA2Lは無いのでそのまま次へ進んでいいよ。

太郎くん
太郎くん

あ、トランスポート層のタイプを選ぶところが出てきた。
CAN、LIN、FlexRay、Ethernetと並んでる。
Ethernetを選べばいいんだね。

フクさん
フクさん

そうそう。
チャンネルのところで、有線LANを選んでね。

CANape、新規デバイス、Ethernet、チャンネル、LocalPC、ETH 1、Ethernet Adapter、Ch1、新規Network、XCP
太郎くん
太郎くん

マップファイル設定ってのは?

フクさん
フクさん

A2LにはXCPの通信用の設定の他に
計測用変数情報が入るんだ。
アドレスとか型情報がそれに相当する。
ここでいうマップはソースコードをビルドした際に出力されるmapファイルのことを指している。

太郎くん
太郎くん

そのmapファイルをどうするの?

フクさん
フクさん

A2Lの自動更新に使う。

太郎くん
太郎くん

あ、ビルドする毎に変数のアドレスが変わってる可能性があるから
それを更新してくれるんだ!
結構便利じゃん。

フクさん
フクさん

でも今回は使わないので、そのまま次へ

太郎くん
太郎くん

えー。面白うそうなのに。

フクさん
フクさん

まぁあとで紐づけもできるから。

太郎くん
太郎くん

とりあえず、新規デバイスってのができたかな。

プロトコルの設定

太郎くん
太郎くん

これで通信ができる状態?

フクさん
フクさん

前回までさんざんXCPの仕様について勉強してきたの忘れたの?

太郎くん
太郎くん

あ、そうか。
MCツールの設定に必要な知識だからやってたんだよね。

太郎くん
太郎くん

で、どこをどういうふうに設定するの?

フクさん
フクさん

シンボルエクスプローラってところにさっきのデバイスがあるんで、
それを右クリック。デバイスの設定ってのを選ぶ

太郎くん
太郎くん

なんか出てきた。

CANape、設定、XCP、ドライバ、データベース、A2L、ETH、ETH_Network、LocalPC::ETH
フクさん
フクさん

この中のプロトコルってのを選ぶと
XCP関連のパラメータ設定ができる画面になる。

CANape、設定、XCP、プロトコル、一般、ドライバ、テスト接続、プロトコル宗、バージョン、1.4、タイムアウト、2000ms(標準CTO)、ECU形式、バイト順、Intel、Max CTO 8バイト、アドレスの単位、BYTE、Max DTO、通信モード、ブロックモード、シードキー、トランスポート層、トランスポートタイプ、ETH、ネットワーク、論理チャンネル、LocalPC::ETH1
太郎くん
太郎くん

うーん、なんとなく予想していたけど、
結構項目がありそうだね。

フクさん
フクさん

そうだね。
続きが次回かな。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • CANapeでXCPonEthernetをする場合はデバイスタイプはXCPを選べばOK。
    • 設定を進めて行くと、トランスポート層の選択でEthernetが出てくる。
  • A2Lはデータベースファイルという名称で記載されている。
  • A2Lはビルド毎に自動更新させることが可能。
    • ビルド、リプログラミング、計測がシームレスに実施できる。
    • よって、本来であればA2Lを最大活用する方針の方が正しい。

バックナンバーはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました