はじめに
おかげ様で、っていうか一人でもくもくとやってただけですが、
本ブログも開設してからちょうど半年になりました。
(2020年1月17日スタートで、これを書いてるのが2020年7月17日)
折角ですので、振り返りをしたいと思います。
具体的な金額は伏せつつも収益的な話もします。
※ ブログ開設一周年記念記事はこちら
https://www.simulationroom999.com/blog/1st-anniversary/
当初の方針
ブログによる収益を考えた場合、以下が良く言われるものです。
- 市場規模を考えろ。
- 記事は検索キーワードから先に考えろ。
- 記事の文字数はXXX文字以上。
いわゆるSEO対策と呼ばれるものです。
(実際のSEO対策はこんなものではなく、もっと大量の要素がありますが。)
すみません。
全部ガン無視で来てます。
収益面で考えると確かに上記3点はとても重要です。
私の場合、収益を上げることは可能であればやりたいですが、
土地勘が無いところでビジネスというのも抵抗があったため、
割と失敗覚悟の情報収集という側面の方が強い状態です。
Google検索のコアアルゴリズム変更等でSEO対策がガラッと変わるという話も事前に聞いていたので、
「SEO対策については、まずはあまり拘らない。必要性が出てきそうになったら必死に勉強する。」
としました。
また、「技術ブログは儲からない」という話も聞いてましたが、
別に収益の柱にしたいとは思っていないので、
技術ブログで突き進みました。
少なくともブルーオーシャンではありますからね。
ただ、「市場規模が水たまり」ってのが問題ってだけです。
「俺はアメンボ王になって水たまりの王者になる!」
ざっくりとした感想
当初の方針により、
各記事も「私が知っていること」を書いているだけで、
「読者の知りたいこと」は意識していません。
記事のタイトルとかも超テキトーです。
逆に言うと、生みの苦しみは少ないため、
継続的に記事を上げられているとも言えます。
変に頑張って力付きては元も子も無いですしね。
継続することを重要とした場合は、変にテクニックには拘らない方が良いと思います。
当然、やれてしまう人はやってしまった方が「尚良い」ってことになりますけどね。
次に以下の点について少し深堀していきます。
- 記事数について
- 記事内容について
- アクセス数の話
- 収益の話
記事数について
基本的には1日1記事という方針で書いてます。
まぁ絶対的な制約としてるわけじゃないのでちょこちょこサボってるところはありますが、
少なくともここ4ヶ月に関しては1日1記事になっているはずです。
2020年7月16日現在に於いて、
月別の記事数は以下です。
2020年7月 | 17 |
2020年6月 | 30 |
2020年5月 | 32 |
2020年4月 | 31 |
2020年3月 | 29 |
2020年2月 | 21 |
2020年1月 | 14 |
カテゴリ別記事数は以下です。
AI | 35 |
AWS | 5 |
gdb | 4 |
モデルベース開発 | 122 |
雑記 | 11 |
当然と言えば当然ですが、「モデルベース開発」こと自動車関係の開発情報が支配的です。
とはいいつつも、稼ぎ頭はAIのカテゴリの方なんですけどね。
パレートの法則(80:20の法則)を超小規模に体現していてちょっと面白いです。
パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。 経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。 80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。
Wikipediaより
記事内容について
プロフィールにも書いていますが、
自動車業界のソフトウェアエンジニアが私の軸となる部分です。
よって、記事もそれに則したものとなっています。
- 制御の話
- 制御対象の話
- ツールの話

あと、JDLA G検定を受けたんで、
G検定関連の記事やちょっとしたニューラルネットワークの記事も一部ではありますが、書いています。
https://www.simulationroom999.com/blog/jdla-deep-learning-for-general-2020-1/
https://www.simulationroom999.com/blog/stock-forecast-lstm/
G検定の記事なんかは完全に自分用の忘備録ですね。
勉強をする場合は、インプットよりもアウトプットをした方が知識として定着し易いです。
そのアウトプット先が本ブログってことになります。
G検定以外の記事もなんとなく頭の中では理解しているつもりではいたのですが、
いざ文章に起こそうとすると、意外と説明できないことに気が付きます。
当然調べ直したり、要素を分解/再構築して説明し易くしたりと思考錯誤です。
まとめとると、
「アウトプットした事実が私のエンジニアとしてスキルを強化した。」
という感じになります。
これは後で書く金銭的な収益以上の収益です。
ちなみに記事を起こす際のプロセスは以下になっています。
- 超草案(文章になっていない単語の羅列)
- 草案(一応文章になってる状態)
- 下書き(図表含めてWordPressの下書き状態)
- アップロード(WordPress上の記事として公開)
私の場合、超草案を結構ストックしているため、
1日1記事で進められた感はあります。
記事を書く上で、使用しているツールについてですが、
ほぼ何も使ってないです。
強いて上げるならば以下になります。
- テキストエディタ
- サクラエディタを使ってますが、文章起こすだけなんで何でも良いです。
- パワーポイント
- 図を起こすのに使ってます。
- Excel
- 表を起こすのに使っています。
- WordPressの場合、Excelで表作ってコピペすると勝手に表になるんで便利です。
アクセス数の話
ここではPV(PageView)数で語ります。
初月はほぼ\(0[PV/月]\)ですね。
厳密には自分のアクセス分があるだけです。
2ヶ月目、3ヶ月目で\(300[PV/月]\)前後です。
1日に数人来てちょこちょこって見て来てくださる程度でしたが、
当時の私としては「見られてる」こと自体がうれしかったです。
(※ 露出狂の変態発言では無い。)
4ヶ月目は一気に\(700[PV/月]\)を超えました。
Googleからの流入が明らかに増えた感があり、
Googleアナリティクスを見ながらニヤニヤしていた時期です。
ここらへんでちょっと欲が出てきて、
SNSからの流入を期待してTwitterを始めています。
そして運命の5ヶ月目。
2020年5月4日あたりから導入されたGoogleコアアルゴリズムのアップデートです。
各記事がまぁまぁ(25位圏内)の検索順位に居たのですが、
一撃で50位圏外へ。モノによっては100位圏外まで吹っ飛んでいって影も形も残らないという大惨事。
今思えば、特に収益らしい収益もなかったので気にしないが正解だったのかもしれません。
しかし、
この事件が私のTwitter内での活動を促進したので、結果OKな気もしています。
6ヶ月目はGooleの検索順位がおおよそ元に戻ったのと、
Twitterからの流入の、
複合要素で一気にPVが\(1800[PV/月]\)へ。
あと、7/4開催のG検定特需も大きいですね。
そして、今月こと7ヶ月目。
まだ半月ですが、すでに\(3000[PV]\)オーバー。
まぁ7/4のG検定の前後で\(2000[PV]\)稼いでるんで、完全にG検定特需。
来月は一気に減るのでしょう。
ただ、全体的にGooleの検索順位は上がってるので、\(2000[PV/月]\)以上はキープできるのではないかと楽観してします。
PV数の上がり方の傾向ですが、
私の場合、結構な記事数を物故んでるので、
以下のサイクルが見えました。
①記事をぶっこむ。
↓
②人が来る。
↓
③記事が多いので、なんとなく巡回していく。
↓
④結果PV数が上がる。(直帰率、離脱率が下がる)
↓
⑤PV数に応じてGoole検索順位が上がる。
↓
⑥Goole検索順位が上がったため人が来やすくなる。(②戻る)
というわけで、
- 記事数がPV数(または直帰率、離脱率)に影響し、
- PV数(または直帰率、離脱率)がGoogle評価に影響し、
- Google評価が人を呼ぶ。
記事は質が一番重要ですが、量もそこそこ重要ってことですね。
PV推移
月 | PV数 | 備考 |
---|---|---|
2020年1月 | 0 | |
2020年2月 | 283 | |
2020年3月 | 301 | |
2020年4月 | 761 | Twitter始める |
2020年5月 | 799 | Google検索アルゴリズムアップデートに被弾 |
2020年6月 | 1790 | G検定特需 |
2020年7月(半月分) | 3500 | G検定超特需 |
収益の話
さて、お待ちかねの収益の話です。
私の場合、以下がブログの収益源です。
- Googleアドセンス
- Amazonアソシエイト
- もしもアフィリエイト
Googleアドセンス
Amazonアソシエイト
もしもアフィリエイト

具体的な金額は書きませんが、桁が分かる程度で書きます。
流れで書くとこんな感じです。
月 | Amazon | もしも | |
---|---|---|---|
1ヶ月目 | 0 | 0 | 0 |
2ヶ月目 | 0 | 0 | 0 |
3ヶ月目 | 数円 | 0 | 0 |
4ヶ月目 | 数十円 | 0 | 0 |
5ヶ月目 | 数十円 | 0 | 0 |
6ヶ月目 | 数百円 | 数百円 | 数百円 |
7ヶ月目 | 千数百円 | 数百円 | 数百円 |
合計しても二千数百円のレベルです。
「半年続けてこれかよ!」って思われるかもしれませんが、
特に工夫らしい工夫もしていないので、こんなものです。
まじめに比較したことはないですが、
始めて半年の技術ブログの中では、平均よりもややマシくらいではないでしょうか?
そもそも、
大半は1ヶ月で脱落するらしいので、半年続いただけでも超少数派ってことにもなります。
あとは技術ブログという性質で収益が上がり難いのも否めないです。
理由は以下ですね。
- アフィリエイトで稼ぐ手段が恐ろしく存在しない。
- Googleアドセンスのクリック率が恐ろしく低い。
つまり事前情報はほぼ正しかったと言えます。
Googleアドセンス
Googleアドセンスの方はクリック率は低いが、
どうも高単価な広告がちょこちょこ出てるようで、
そこでうまく相殺されている面はあります。
(MATLAB、Scilab関係のページを閲覧時に発生している様子?B2B系の広告が出てるのだろうか?)
ちなみにアドセンスの審査合格は10記事くらいの時に通りました。
とくに工夫らしい工夫はしていないので、合格手段に関しては申し訳ないですが提示できません。
強いてあげるならば、以下です。参考程度でお願いします。
- 説明用画像が多い。
- Google Search Consoleのエラー関係は確実に潰していった。
Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトは大体が売値の3%が収益になるのに対し、Kindleが8%と比較的高く、技術ブログとは相性よさそうです。
(技術書って比較的高いし、且つKindleだとかなりの収益になる。)
Amazonアソシエイトは審査方法が変ったようで、3ヶ月で3種類が売れれば審査合格という形のようです。逆に3種類売れずに3ヶ月経つと、仮に2種類の売上があっても、その売り上げは剥奪の可能性が高いです。
よって、3種類売れる自信があるまでは登録は一旦見送りの方が良いです。
私の場合は運よくさくっと3種類の売上がでましたが、ほんと運よくって感じでした。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトの方は、
資格取得系とかもあるので、技術ブログと相性最悪ってことはないです。
ただ、一般的なアフィリエイターさんと比べると天地の差にはなります。

巷の「数ヶ月で月10万円!」っていうのも
今の私の感覚では不可能ではないと思っていますが、
本業を抱えながらだとちょっと厳しいかなってのも本音です。
ブログを本業にすれば月10万円越えもいけるかなって印象です。
まぁ、本当の収益は上でも書きましたが、
「私自身のスキルアップ」です。
実際、本業の方も仕事の質が上がったためか、いろいろ成果が出始めています。
ブログの収益だけでなく、本業の収益をも加味すれば、
実は2万円/月くらいの収益アップはしている感覚です。
なにはともあれアウトプットが重要ってことになります。
今後の方針
さて、1日1記事でやってきてましたが、
そろそろペースダウンを考えています。
理由は以下です。
- 本業が地味に忙しくなってきている。
- ぱっと思いついてぱっと書けるネタが枯渇してきた。
- ちょっとゴールを見失いつつあるので、一旦整理したい。
まだ書き途中のシリーズもあるので、これはちゃんと完結させる予定です。
そのあとは完全に未定となります。
現在は本名等は伏せた状態で活動していますが、
例えば、
- 今の会社が潰れた。
- 首になった。
- 嫌になって辞めた。
になって、職探しをすることになった際は、
本名も顔も公開するかもしれません。
なにしろ、本ブログが就職活動に於いて超有効なポートフォリオになり得るんで利用しない手は無いです。
ここら辺をモチベーションにブログをやるってものアリだと思います。
フリーランスなんかとも相性は良いでしょうね。
リスクヘッジの観点に於いてもかなり有効ということになります。
まとめ
- 祝 半年!
- まだまだそんなに儲からないよー。
- アウトプット超重要!
- ブログは職探しに再利用できる!(たぶん?)
コメント